御守り筆ができるまで
御守筆は、熟練した職人の手によってひとつひとつ丁寧に作られます。髪の毛をカットしてから御守筆(胎毛筆)が完成するまでのそれぞれの工程を紹介します。

髪の毛のカット
少しずつ束ねながらカットしていきます。
(難しい場合は美容院等をご利用ください)

カットした髪の毛
毛先の向きをなるべく揃えてコピー用紙のような紙で包み、郵送してください。

髪の毛の煮沸
届いた髪の毛は、間違いのないようお客様のお名前を記した布に包んで煮沸します。その後乾かします。

毛揉み
灰をまぶして鹿の皮に包んで毛揉みをします。くせのある毛もまっすぐに。

櫛抜き
金櫛でもつれた髪の毛をとかします。

錬り混ぜ
薄い糊をつけて、髪の毛を揃えていきます。

コマ入れ
コマに入れて髪の毛の量を調節します。

くくり
糸でしっかりくくった後、焼きゴテで根元を平らに焼き固めます。

くりこみ
軸の穴の大きさを微妙に調整しながら穂首と軸を接着します。

名入れ
コマに入れて髪の毛の量を調節します。

御守筆の完成
筆と一緒にお祓いしたお札をお付けし、発送致します。